梅雨の夜を快適に過ごせる
ベッドリネン
~睡眠インテリア編~
もうすぐ梅雨入りですが、みなさん良い睡眠は取れていますか?
この季節は、じめじめと湿気が多くてなんとなく寝苦しいという方も多いかもしれません。
日本に暮らす私達が快適と思える湿度は50%程度と言われますが、梅雨時期は80~90%にもなります。
そんな梅雨時期にピッタリのシーツ素材が麻(リネン)です。
梅雨時期におすすめの理由は、なんと言ってもその肌触りです。一晩中サラサラでひんやり。昔から涼しい天然素材として重宝されていて、最近は洋服でもリネンは暑い時期に人気ですね。
ところで「麻」というのは麻類植物でできたものの総称で20種類以上あると言われています。 亜麻から作るものをリネン、大麻から作るものをヘンプ、黄麻から作るものをジュート、苧麻から作るものをラミーと呼んだりします。ただし現在の国内の家庭用品品質表示法では「麻」と表記がある場合は、リネンやラミーのことをさし、ヘンプなどは「指定外繊維」という表示になります。
またリネン(麻)はコットン(綿)に比べて吸湿性が4倍と言われていて、吸湿したあと発散もするので一晩中快適な状態を保ちます。
夏のイメージの強いリネンですが、実は冬もお薦めです。
保温性があるので、外の気温に合わせて快適な状態に調節できるという意味で天然のサーモスタットとも言われています。また丈夫で経済的ですので年間を通して使える最高の素材です。
綿素材より少し高級で価格が少し高めですが、お気に入りのものを見つけてこの時期、ベッドに入った時の極上のサラっと感を味わってみてはいかがでしょうか。